正社員って本当にメリットある?今の時代にこだわらなくていい理由【塾長の考え】

こんにちは。心道塾の中澤です。

ここでは不定期に、僕の思いや考えていることを綴っていこうと思います。
少しでも共感してもらえたり、今後の参考にしていただけたら嬉しいです。


「やっぱり正社員にならないとダメ?」そんな声をよく聞きます


ご相談に来られる親御さんや塾生からも、よく
「正社員にならないと将来が不安ですよね?」という声を聞きます。

でも正直に言うと、今の時代、昔ほど正社員にこだわるメリットは大きくありません

正社員のメリットって本当に何?


あらためて整理してみると、正社員として働くメリットは大きく分けて以下のようなものになります。

  • ボーナス(賞与)が出る(ただし業績次第)
  • 住宅ローンなどの審査に通りやすい
  • 退職金(企業によって制度も金額も大きく異なる)

正直、今の時代はボーナスが年々減少している会社も多いですし、退職金制度そのものがない会社も珍しくありません。

また、住宅ローンを組まない人も増えているので、そこを重視する場面も減ってきています。

正社員になることで増えるもの


逆に正社員になることで増える負担もあります。

  • 責任の重さ(求められる成果やノルマ)
  • 配置転換・異動のリスク
  • 後輩指導・育成業務
  • 時間外労働・休日出勤が増える場合も

これらが本人の希望に合っているなら良いのですが、無理に正社員になった結果、心身をすり減らしてしまうケースも少なくありません。

そもそも今は「定年まで働ける」時代ではない


一昔前は正社員で就職すれば定年まで安泰という時代でした。

ですが今の企業にはそこまでの体力がないところが多く、実際には

  • 中高年になると役職定年・早期退職勧奨
  • 年齢が上がるほど給与調整・降格
  • 「使いづらい高給社員」より若手を採用する流れ

という流れが加速しています。

恐ろしいのは「1つの会社だけで頑張り続けた結果」


恐ろしいのは、40代・50代まで1つの会社で頑張ってきたとして、もし業績悪化などで退職ということになった場合です。

そんなケースは今の時代では珍しくありませんし、その後も同じ年収を維持できる保証は全くありません

その会社しか知らない人がいきなり別の会社に再就職しようとしても、正直かなり苦しいのが現実です。

よほど専門性があるか、何かに長けている職種でなければ厳しいものがあります。

いまはそういう時代なのです。

だからこそ、正社員にそこまでこだわる必要はありません

僕自身も会社員をやめた経験があります


ちなみに僕自身、30代で会社員をやめました

当時の待遇や給与は決して悪くありませんでしたが、将来性や自分自身の成長につながるビジョンが持てなくなったんです。

もともと独立志向はありましたが、立場や年収を捨ててでも自分のスキルアップのために茨の道を選びました。

おかげでいくつも資格を取得できましたし、人生経験としても中身の濃い時間を過ごせたと思っています。

だからこそ今の時代は「正社員にこだわる必要はない」という考え方にも共感しています。

今は「自分に合った働き方」を選べる時代


今の時代は昔よりも柔軟な働き方が当たり前になっています。

  • フリーター+副業
  • パートタイム+在宅ワーク
  • 短時間正社員制度の活用
  • 好きな仕事を掛け持ち

こうした働き方の方が、自分らしく無理なく生活できるという人も増えています。

心道塾でも「正社員にこだわらなくていい」という考え方をお伝えしています。

大事なのは「自分のペースで続けられること」


仕事は生活の一部です。

自分の心身に合ったペースで、続けられる仕事を見つけることの方がずっと大切だと僕は思います。

無理に正社員にこだわってしまうと、逆に生活が苦しくなることもあるのです。

もし働き方に悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
一人ひとりに合った働き方や仕事選びについて、一緒に考えていきましょう。

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