感謝をしよう

こんにちは。心道塾の中澤です。

ここでは不定期に、僕の思いや考えていることを綴っていこうと思います。
少しでも共感してもらえたり、励みになれば嬉しいです。


🔁 今回のテーマは「感謝」

「ありがとう」って、当たり前のようで、実は一番難しい言葉かもしれません。

心道塾に来る人たちの多くは、長い時間を“閉じた世界”で過ごしてきました。
その中で、自分を守るために心を閉ざしたり、人との関わりを避けたり、あるいは攻撃的になってしまったこともあるかもしれません。

でも、人は一人じゃ生きていけない。
気づかないうちに支えてくれていた人が、きっといたはずなんです。

親だったり、兄弟だったり、昔の先生だったり。
ずっと見守ってくれていた人、諦めずに関わろうとしてくれた人。

その存在に気づけたとき、初めて「感謝」という感情が芽生えます。


🌱 感謝は“弱さ”じゃない、“強さ”です

「ありがとう」を素直に言えるようになるのって、実はめちゃくちゃ強いことです。

なぜなら、感謝っていうのは
「自分ひとりの力じゃなかった」と認めることだから。

自立とは「すべて自分でやること」ではなく、
「支えられながらも、自分の意志で歩いていくこと」だと僕は思ってます。

だからこそ、心道塾では
「ありがとう」を言えるようになることを、ひとつの成長の指標として大切にしています。


📨 塾では手紙を書く習慣もあります

普段、言葉ではなかなか言えないことも、手紙だと伝えられることがあります。

「育ててくれてありがとう」
「待っててくれてありがとう」
「見捨てないでくれてありがとう」

どんなに短くてもいい。
感謝の言葉って、たった一行でも、相手の心に一生残ります。

そして書いているうちに、自分自身の心も整理されていく。

心道塾ではそういう「感情を言葉にする練習」も、大切にしています。


🧭 最後に

もし今、「誰にも感謝なんてできない」と思ってる人がいたら、
それはまだ、あなたの心が癒えていないだけかもしれません。

焦らなくていい。
ゆっくりでいい。

誰かを責める気持ちが薄れてきたら、
その裏にある「支えてくれてた気配」に気づける日が来るはずです。

そしてその時は、ぜひ「ありがとう」を伝えてください。
きっと、あなた自身がいちばん救われるはずだから。

心道塾 塾長 中澤

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