
ダメな事に気付くところから始めよう
「あ~これはダメだな」「思ってたのと違うな」
ビジネスにおいて、上手くいかないことは日常茶飯事だと思います。
ただ、その時に
「修正すればいいのか?」「いや、そもそも根本からダメなのかもしれない」
と考えられているでしょうか。
さて、あなたならどうしますか?というお話です。
問題提起は出来ていますか?
ただ「指示が出ているからやろう」 ここで止まってしまっていませんか?
僕が会社員だった頃、こういうタイプの人は本当に多かったんですよね…。
特にトップダウンが強い組織ではそうなりやすい。
でも、それじゃ脳死状態になっていませんか?
もし会社の目的が「向上・発展」にあるのなら、
常により良い方法を模索し、進化していくべきです。
変化を恐れ、変わる事が出来ない会社はいずれ淘汰されてしまいます。
チャレンジの結果は「検証・改善」が大切
チャレンジする事はとても素晴らしい事です。
でも、その結果をしっかり検証していますか?
修正する・中止する・継続する、その判断をしていますか?
ただ「続ける事」が目的になっていませんか?
業績向上だったはずの目的が、
「とりあえず続ける事」にすり替わってしまうことも多々あります。
勇気を持って「止める」判断も必要
確かに「止める」決断には勇気がいります。
しかし誰かが動かなければ、変化は起きません。
会社も発展しません。
理想は上位職が常にアンテナを張っている事ですが、
もし「上が動かない」のであれば、下からでも動けばいいんです。
僕自身、そうやって動き、出世も勝ち取ってきました。
組織が停滞する「悪循環」を防ごう
だいたい上司がポンコツだと、こうなっちゃうんですよね…。
脳死上司なんて邪魔なだけなんですけどね。
でもね、的外れな提案でも、
明後日の方向から飛んできた意見が、思わぬヒントになることもあるんです。
それなのに、提案しても聞き流す、傾聴してくれない上司の元には、
いずれ「活きた意見」は来なくなります。
なぜなら…
「どうせ無駄だから」 と思われてしまうからです。
こうなると、組織はどんどん停滞し、硬直化してしまいます。
「自問自答する習慣」を身につけよう
そもそも問題に気付けないという方は、まず自問自答する習慣から身につけましょう。
- 本当にこれで良いのか?
- もっと良い方法はないか?
この「問い」を習慣化できれば、
どんな会社・どんな仕事環境でも役に立ちます。
【POINT】
ダメなことに「気付く」ところから始めよう。
そして、自分の頭で「より良くする」ことを常に考えていこう。
塾長より
僕も会社員時代、こういう現場をたくさん見てきました。
「上が動かないなら、下から動けばいい」——これは僕が実際にやってきたことです。
どんな職場でも、どんな環境でも、
「自分で考えて動ける人」は必ず評価されますし、成長します。
今いる場所がどうであれ、まずは自分自身が変わること。
それが、一番確実に未来を切り開く力になると思いますよ。